もくじ
つみたてNISAとは?
つみたてNISAの魅力
つみたてNISAとは、投資で得られた利益が非課税になる制度のこと。毎年40万円までの投資で得られた利益に対し、最長20年間非課税になります。ただし、積立購入したもののみが対象。
つみたてNISAで購入できる金融商品は、すべて金融庁の一定の基準をクリアした投資信託・ETF(上場投資信託)です。
投資初心者が安心して始められるようなものが厳選されているので、知識や経験が少ない方でも投資を始めやすいのが特徴。
現在、金融機関で販売されている投資信託の数は約6,000本もあります。初心者がそのなかから自分にぴったりの商品を選ぶのは難しいですよね。
ちなみに、2020年7月現在、つみたてNISAの対象となっている投資信託は157本となっており、いかに厳選されているかがわかるかと思います。
つみたてNISAは負けにくい
積立投資で負けない投資
どんな相場でも「負けにくい投資手法」、それが積立投資です。
積立投資とは、一定の金額で定期的に投資信託などを購入する手法のこと。
たとえば、投資信託5,000円分を毎月5日に購入するようなイメージです。投資で利益を出す基本は「安い時に買って、高い時に売る」こと。
しかし価格の高い安い、はプロでもタイミングを図るのは難しいです。
タイミングを気にせず機械的に購入することで、高値掴みリスクを低くし、利益を出やすくするのが「積立投資」という手法です。
積立投資のポイントは定期購入
「積立投資」で大事なのは、その時の相場に合わせて購入額を変動させないこと。
そして毎回決まった金額を、毎回同じタイミングで購入するということです。積立投資の手法を使った時をシミュレーションをしてみました。
図から分かる通り、価格が高い時には口数を少なく、安いときには多く購入するので、平均単価を抑えることが出来ます。
また、投資金額は同じでも、一括で購入した場合に比べ利益の出やすいということが分かりますよね。
ポイントは「ドルコスト平均法」
積立投資において、特に重要なポイントは「価格が安い時にたくさんの口数を購入する」こと。この手法をドルコスト平均法といいます。
口数が多いほど価格の値上がり時に大きな利益を生むことができます。
値動きの大きい時ほど、安く買えるタイミングが多くなることから、積立投資の効果が特に発揮されるといえます。

おすすめの証券会社は?
おすすめは手数料の安いネット証券!
つみたてNISAを始めるには、まずは証券口座を作る必要があります。口座開設をするうえで証券会社を選ぶポイントは4つです!

購入時の手数料
投資信託を購入する際には、手数料が必要です。ちなみに、つみたてNISAで購入する際は、すべて手数料無料なので全く気にする必要がありません。
しかし将来的に、「もっと多く投資してみたい!」「積立じゃなくてまとまったお金を運用したい!」といった時には手数料がかかってしまうので、今後のために手数料率はチェックしておきましょう。
ちなみに地方銀行・メガバンクなどは人件費がかかっているため手数料率が高い傾向があります。そのためネット証券での口座開設がおすすめです。
銘柄の取扱い数
つみたてNISAの対象商品は全部で157本。ただし金融機関によって取り扱っている商品や数が異なります。
取扱い数が少ない金融機関を選んでしまうと、「自分が買いたかった銘柄が買えない」なんて事態になりかねません。
はじめから品揃えが豊富な金融機関を選んでおけば間違いありません!
ポイント還元や付帯サービス
証券会社によっては、購入金額に応じてポイントがついたり、無料のサービスが付帯していたり、銀行口座の金利が上がったり…という嬉しい特典があります。
ある程度の大手になると手数料や、システムなどでは他社との差別化できないため、付帯サービスで顧客を獲得しています。
積立の頻度
積立のタイミングも重要です。毎月積立が主流ですが、なかには毎日積立や毎週積立など柔軟に購入できる金融機関もあります。
投資のタイミングを分散し、リスクを減らしたい人には、『毎日』や『毎週』を選択してもいいかも。
ボーナス日を設定して、普段より多く積立出来る金融機関もありますよ!
おすすめは楽天証券とSBI証券
また、取扱い銘柄数も。2020年7月時点では、楽天証券は159銘柄、SBI証券は163銘柄ともほぼ互角です。わずかにSBI証券が多いですが、両者充実したラインナップといえます。
また両者は、それぞれポイントサービスも充実しています。楽天証券では「楽天ポイント」が、SBI証券では「Tポイント」が還元されます。
還元率もほぼ互角ですが、楽天証券には隠れたお得ポイントが!
積立を楽天カードで支払うと、1%(100円につき1ポイント)が楽天ポイントとして還元されます。
また、日経新聞が無料で読める裏ワザや、預金金利がアップする特典があるので、ポイント還元以外もお得ポイントがあって魅力的。
基本的な質は同じ。ポイント還元やサービスで選ぼう!
楽天証券とSBI証券を比較すると、基本的に取扱い数や、手数料に差がほとんどありません。どちらにしようか迷っている人は、付帯サービスやポイント還元で比較することをおすすめします。
ちなみに私は、楽天カード・楽天銀行などを利用しているので、ポイントがじゃんじゃん貯まる楽天証券で取引しています!
\楽天ポイント派はこっち/

\Tポイント派はこっち/

\大手人気8社比較もしてみたよ!/

どの銘柄を買えばいい?
投資初心者の方にはインデックスファンドをおすすめします。
インデックスファンドとは、特定の指標(インデックス)と同じ値動きをするよう運用される投資信託のこと。
バランスよく、市場全体に分散投資が出来るほか、ニュースなどで価格が報じられることから、値動きがわかりやすいという特徴があります。
おすすめ①
eMAXISSlim米国株式(S&P500)
米国市場に上場する大型株約500銘柄に分散投資できる商品。低コストで有名な超人気銘柄。
おすすめ②
楽天・全米株式インデックス・ファンド
米国株式市場に連動するファンド。米国に集中投資なので、米国株式市場が上がった時のリターンは大きいです。
おすすめ③
ニッセイ外国株式インデックスファンド
日本を除く22か国の先進国の株式約1,300銘柄に分散出来る商品。低コストと良い利回りで投資家から人気のファンドです。
おすすめ④
ひふみプラス
定量評価はもちろん定性スクリーニングで市場価値が割安な銘柄に投資するファンド。インデックスではないですが、銀行員時代から人気の商品でした。安心して人に勧められる商品。

わたしの運用報告
わたしは楽天のサービスを使うことが多いので、楽天証券の口座をメインに使っています。
積立に応じてポイントが貯まるほか、日経新聞も無料で読めるし、普通預金の口座も金利アップするので、おすすめです。
ちなみに運用している銘柄は、楽天・全米株式インデックス・ファンドとひふみプラスの2商品。毎日それぞれ500円ずつ、積立しています!
現在の運用成果

現在10%以上の運用益が出ています。預金利息はこんなにつかないからありがたい!
まとめ:初心者でも安心なつみたてNISA!
・ つみたてNISAとは、運用利益が非課税になるお得な制度
・ 証券会社はコストが安いネット証券を選べ!
・ 銘柄はインデックスファンドが初心者向け
少額から始められて、投資初心者でも簡単に始められるのがつみたてNISA。
利益が非課税になりお得になるだけではなく、インフレからお金を守る役割も果たすので、ぜひぜひ活用してみましょう!
この記事を参考に、ぜひつみたてNISAを始めてみてください!